手術などで使う麻酔には、痛みを感じさせないように神経をマヒさせる役割があります。歴史上モルヒネなどの麻薬を使っていた国もありますが、依存性が高く、現在の麻酔科で使われている麻酔はそのような依存性は少ないものです。

薬剤の導入には、体の一部分の感覚を無くさせる局所麻酔と、大きな手術などをおこなうときに使う全身麻酔とがあります。また、そういった手術の時に神経をマヒさせるといった目的の麻酔導入の他にも、集中治療室などで患者の生命の維持、呼吸器官などの活動をみて麻酔科医は麻酔薬を導入することもあります。

それゆえ高度な専門的な知識が必要で、厚生労働省からの認可がないと麻酔科医にはなれないのです。麻酔薬にも種類があり、効果や効果が最大になるまでの時間などによって薬剤の導入の順番は異なってきます。麻酔科医によって順番が違ったりと、全身麻酔ひとつとっても判断しなければならないことは多くあります。深い専門知識と経験が必要です。